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水回りをリフォームしてカビの増殖を防ぐコツ

水回りをリフォームしてカビの増殖を防ぐコツ

カビが発生した状態を放置していると、家族の誰かがアレルギーを発症することになりかねません。水回りのカビには特に注意が必要で、キッチンや浴室は湿気が残りやすい場所なのでカビが増え続けてしまう可能性があります。

浴室などのスペースにカビが発生しないように対処したいのなら、水回りのリフォームについて調べてください。住宅の中でも特にカビが発生しやすい浴室をリフォームする際には、壁や床のパネルを貼り替えるのが効果的です。

パネルに付着したカビを放置していると浴室全体にカビが広がってしまい、健康被害が発生する可能性があるので、黒ずんだ汚れが目立つパネルは貼り替えることを推奨します。

カビ対策のために浴室をリフォームするのなら樹脂系パネルを利用するのがおすすめで、カビに強いだけでなく滑り止めの効果があるのも魅力的なパネルです。

壁に専用のフィルムを貼るリフォームも効果的で、下地処理や補強工事をセットで行うことでカビが繁殖しにくくなると言われています。
バスタブの裏側など目で見えにくい位置にカビが発生すると、気付かないうちに浴室全体にカビが増えることになりかねません。ユニットバスにリフォームするなど、汚れが溜まりにくい構造にするのもカビ対策として効果的です。

浴室だけでなくキッチンもカビが溜まりやすく、放置していると天井や壁にまで菌糸が伸びてしまう可能性があります。キッチンをリフォームする際にはカビがつきにくい材質で作られた、キッチンシンクを取り付けてください。

ステンレスや人工大理石は特にカビがつきにくい材質として人気が高く、水を弾きやすい性質を持っているために拭き掃除をしているだけで、水滴を残さないように対処できます。シンク下のスペースも湿気が溜まりやすく、定期的に掃除をしないとカビが増えてしまうので気をつけてください。

キッチンのシンク下からカビの臭いが発生していると分かったら、すぐにでもリフォームを始めるのが理想的です。シンクは毎日使うために経年劣化によってカビが発生しやすく、リフォームする際には排水管も含めてシンクを交換する必要があります。
キッチンのシンクをリフォームすると、カビだけでなく害虫の発生も予防できます。