子供部屋にリフォームで鍵を取り付けるべきか、その判断基準は?
子供部屋をリフォームするにあたり、鍵は取り付けた方がよいか頭を悩めている、こんな時はどうしたら良いのでしょうか。結論からいうと、ケースバイケースです。同じ子供部屋のリフォームといっても、家庭環境や家族構成、そして子供の性格や親子関係によって答えは変わるためです。
ただ、目安となるのが子どもの年齢です。いわゆる小学生の頃であれば、親の目がしっかりと行き届く環境の方が安心できます。鍵を取り付けると、良いも悪いも精神的な距離も生まれやすく、まだ自立して一人で勉強したり生活を過ごせない年齢の場合は無理に背伸びしたリフォームは進めない方が無難です。
もちろん小学生の児童も、プライバシーはありますので、親がむやみに干渉するのは避けたいところです。子供部屋の扉が閉まっている時はノックをしてからドアを開ける、子供の隠し事や私物をむやみやたらに詮索するのは避けましょう。
一方で子供の年齢がいわゆる思春期以降だった場合は、鍵の取り付けを検討した方がよいかもしれません。同じ屋根の下で暮らす家族間でも、やはりプライベートな時間と空間は必要です。
特に思春期以降の子供は、恋愛や親の世代には理解し難い娯楽や趣味に関心を寄せるものです。
中高生ともなれば、親がむやみやたらに干渉するのはお互いのためにはなりませんし、子供たちも親の内緒にしたい事柄の一つや二つ、抱え始めているものです。
ただ親目線からすると、鍵をリフォームで取り付けたら、ずっと部屋に閉じこもらないか心配、親子の会話が減ってしまうのでは等と考えてしまうものです。そういった心配を避けるためには、鍵を取り付けるにあたり、親子間で事前にルールを作っておく事が肝心です。
例えば、子供が帰宅してから夕飯を食べるまでの時間は今まで通りドアを基本的にオープンにしておき、夜の9時以降になったらプライバシーのために施錠してもよい、といった風に取り決めを親子間でしておけば、一安心です。