住宅のリフォームにフォーカス
リフォーム後もこまめな手入れでキレイを保ちましょう

リフォーム後もこまめな手入れでキレイを保ちましょう

新築で建てた家も長年住んでいると、キッチンや浴室など水回りの汚れや古さが目立ち始め、設備をリフォームする方も多いのではないでしょうか。
リフォーム後は、見た目はもちろんのこと便利性や快適性が充分に整えられ、心地よい暮らしを得ることができるようになります。ようやく手に入ったこの快適さや心地よさを永久に続かせたいと考えることでしょう。

ところが毎日設備を使い続ける暮らしには、いつも使い終わった後の水アカやぬめりといった汚れが、暮らしとセットのようについてくるのです。これを放っておいたのでは、快適性も心地よさも次第に手から零れ落ち、設備自体の新しさは見る影もなくなってきます。

設備自体の新しさは見る影もなくなってきます よってリフォーム後もこまめな手入れを行って、きれいな状態を保つことが大切です。まずは、キッチンのこまめな手入れの仕方を紹介します。キッチンの中でも料理の油や煮汁が飛び散るガスコンロやIHヒーターまわりは、汚れの掃除が大変です。

そもそも大半が油汚れなので、時間がたつと取れにくくなってしまいます。汚れに気づいたら、ガスコンロやIHヒーターがまだ温かいうちに、油汚れに強い線維でできている布などで、早めのひとふきを行いましょう。その際、やけどをしないように十分注意してください。

またシンクや水栓の汚れも、放っておくと頑固な水アカやぬめりになり、なかなか取れにくくなります。

リフォーム後の輝きを保つためには、使用後に水気を残さずにふきあげることが大切です。まず野菜や油が原因の茶色の汚れをスポンジで落としましょう。

手の汚れがつく水栓の取っ手部分や裏側も忘れてはいけません。そして洗剤や汚れを十分に落としたら、布巾などで水分をしっかり拭き取ります。まな板を立てるワイヤーポケットの裏側のシンク部分や水栓の付け根も水気を残さないようにしましょう。
次は、浴室です。快適なバスタイムを台無しにする最大の敵は、カビです。湿度や温度、カビの栄養となる汚れなど、カビの大好物が浴室には揃っているので、こまめな手入れを行い、カビをシャットアウトしなければなりません。

栄養分を除去したあと水分をしっかり取り、換気を行いましょう。

そもそも浴室使用後に換気扇だけ回していれば大丈夫、と考えている人も多いかもしれませんが、実は換気扇だけを回しても、湿気を含んだ空気は約80センチの範囲しか排出されません。よって、なるべく毎日浴室を最後に利用した人が、カビの栄養分となる皮脂汚れや石ケンカスなどの汚れをシャワーでさっと流し、体を拭いたバスタオルなどで水分をふきあげたあと、窓を開けたり、浴室乾燥機能を使用するなどして換気を行いましょう。