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高機能塗料で外壁塗装をしましょう

夏の暑さ、冬の寒さ対策に!高機能塗料で外壁塗装をしましょう

外壁塗装はヒビを塞ぎ建物への雨水の侵入を塞いだり外観を綺麗に見せたりするだけでなく、過ごしやすい室温を保つ効果も期待できます。夏は涼しく冬は暖かい部屋であれば、冷暖房を使う頻度も減って光熱費の節約にもなるでしょう。四季の気温に対応できる外壁塗装とはどのようなものなのでしょうか。

まず、夏場に快適に過ごすための対策として、遮熱効果のある塗料を使用する方法があります。遮熱塗料で塗装をすると、紫外線を反射させて熱が籠るのを防ぎ、温度の上昇を抑制することが可能です。遮熱塗料には大きく分けると顔料系とセラミック系があります。どちらも紫外線を反射しますが、セラミック系のほうがよりいっそう遮熱効果が高いです。

また塗料の色に関しては、白に近いカラーのほうが部屋の中は涼しくなるでしょう。白は日射反射率が高い色なので、黒やグレーよりも熱を遮ってくれます。

一方冬にできるだけ暖かく過ごすには、断熱効果が高い塗料を使って外壁リフォームするのがおすすめの方法です。断熱作用により、温かい室内の空気が外に逃げないようにしていきます。

外壁のカラーとしては、黒系や濃い緑などの濃いめのほうが建物内に熱を封じ込めやすくなります。とは言え、塗装の塗り替えの目安は10年です。夏と冬に違う塗料を使って塗り直すわけにはいきません。

それならばどうすれば良いのか悩む人もいるでしょう。そこで注目されているのが、遮熱と断熱の双方の機能を兼ね備えた塗料です。いわゆる高機能塗料と呼ばれるもので、外壁にも室内にも使える商品も開発されました。

この塗料は塗装部分が周辺の温度と同じになるという特質もあり、夏は涼しく冬は暖かい生活が実現します。
高機能塗料で外壁塗装すれば、夏も冬も快適な室温で暮らすことができるでしょう。耐久性も高いので、安心して長い年月を越すことができます。
せっかくリフォームするのであれば、こうした便利な塗料を活用したいものです。